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求人の勤務地・アクセスの書き方|記入例や注意点をわかりやすく解説

求人での勤務地アクセスの書き方

求人募集に必要な勤務地・アクセスの書き方は、押さえておきたいポイントのひとつです。正しい書き方を覚えれば応募数をあげることができますが、誤った書き方をしてしまえばトラブルを招いてしまうこともあります。勤務地・アクセスの表記は、求職者にとっても非常に大切な情報です。まずは正しい書き方を、本記事をとおして把握しておくと安心でしょう。

今回は、求人募集における勤務地・アクセスの効果的な書き方と注意点を、記入例つきで解説します。

求人における、勤務地・アクセスの効果的な書き方とは?

「求人における勤務地・アクセスの効果的な書き方」とは、具体的にはどのようなことを指すのか、まずは定義を明確にしておきます。

勤務地・アクセスの効果的な書き方の定義

求人における勤務地・アクセスの効果的な書き方とは、「求人を見た求職者に、正しい情報が正しく伝わる書き方」のことを指します。求職者自身が働く場所をイメージすることで応募に踏み出せるよう、間違いのない情報を、伝えることがもっとも大切です。

また、同時にIndeedなどの求人検索サイトなどを活用する場合は、掲載規定に合わせた記載方法にも留意する必要があります。掲載規定に合わなければ掲載・転載されず、肝心の求人情報を多くの求職者に届けることができません。そのため、正しい情報を伝えて、より拡散できる書き方を知っておく必要があります。勤務地・アクセスの効果的な書き方を理解することで、応募数の向上も期待できるでしょう。

トラブルを避けるうえでも、書き方は重要

応募数向上を図るだけではなく、トラブルを避けるうえでも勤務地・アクセスの書き方は非常に重要になります。求職者は勤務地・アクセスの情報をもとに働く場所をイメージし、そのほかの条件とのバランスを考慮したうえで、応募のアクションをとることが一般的です。勤務地・アクセス情報に誤りがあればトラブルにつながるので、書き方や内容には充分に注意しましょう。

また、誤った情報を記載してしまうと、求人媒体によっては掲載ができなくなったり、求職者からの口コミなどで企業の信頼を落としてしまう恐れもあります。求人募集は企業への信頼がすべての基礎となっているため、誤情報の記載は企業側にも大きなデメリットであることを理解しておくことが大切です。

勤務地・アクセスは書き方の工夫も必要

「正しい情報を伝えて、より拡散できる書き方」と「トラブルを避ける書き方」が効果的であるとお伝えしましたが、基本事項を押さえたうえで、書き方の工夫も覚えておくことをおすすめします。求職者の立場に立って記載方法を変えたり、アピールの仕方を変えることで応募効果を上げることも可能です。書き方の注意点とともに、工夫の方法も身につけておきましょう。

求人で勤務地・アクセスを書く際に注意したいこと

求人で勤務地・アクセスを書く際に、注意したい点を3つ解説します。

「就業場所の変更の範囲」の明示が必須

2024年4月1日より、新たに募集時などには「就業場所の変更の範囲」を明示することが義務づけられることになりました。「就業場所の変更の範囲」とは、入社後に配属される可能性がある勤務地のことです。これまでは勤務直後の勤務地の記載のみでしたが、今後は労働契約を締結した期間内に異動する可能性のある勤務地を、すべて明示する必要があります。新しい書き方のルールを把握し、対応も忘れずに行うよう注意が必要です。

参考:厚生労働省|2024(令和6)年4月1日施行 改正職業安定法施行規則

なお、労働条件通内書の書き方などについては、こちらのコラムをご参考にしてください。

労働条件通知書の作り方(2024年4月改正版)【2024年4月改正】労働条件通知書の作り方とは? 変更点を記入例つきで解説

勤務地の住所が決まっていなければ記載できない

勤務地の住所が決まっていない場合は、求人募集の際に記載することができません。たとえばオープン前の店舗での募集などが、わかりやすい例です。店舗が決まる前に早めに人員を集めておきたい意図は理解できますが、「来月、大阪駅周辺にオープンする新店舗での勤務」のような記載はNGとなります。具体的な勤務地がなければ応募者も検討できないため、明記できるタイミングでの募集を行いましょう。

派遣・請負などはより詳しく記載が必要

派遣や請負などの場合は、勤務先が派遣先・請負先であることを明記する必要があります。たとえば派遣社員の募集であれば、掲載は派遣会社名と住所を記載しますが、勤務地が派遣先となる場合は「勤務地/大阪市淀川区~(派遣先)」のように派遣先であることの記載が必要です。実際の勤務地がどのような場所であるのか、より詳しく伝えることが求職者への安心感にもつながります。

勤務地・アクセスの書き方、NG例・OK例

ここからは、求人を作成する際の勤務地・アクセスの書き方をNG例とOK例にわけて解説します。募集時のよくあるケースを例に挙げていますので、実際の募集時にもぜひご参考にしてください。

勤務地近くの人を採用したい

交通費を抑える意図などがあり、勤務地にできるだけ近い人材を採用したいケースもあります。しかし、出身地や居住地(通勤時間、通勤沿線なども含む)を限定した募集は禁止されています。しかし、出身や居住の場所を指定するのではなく、従業員など働く方の事実を表記することで意図する地域の求職者へアプローチすることができます。書き方としては何通りかありますので、以下の例を、ご参考にしてください。

NG例

  • 梅田駅周辺にお住まいの方、歓迎!
  • 近隣にお住まいの方、優遇!
  • 豊中市や吹田市からの通勤が大変便利です

OK例

  • JR大阪駅から徒歩5分の好立地!
  • 大阪市内在住のスタッフが活躍中!
  • 梅田駅周辺の学生が多数在籍しています

通勤手段を限定したい

通勤場所が遠くて車通勤が必要であったり、自転車などが必要な勤務地もありますが、通勤手段を限定する記載は禁止されています。こちらも先程の事例と同様、事実や実態を記載することは問題ありません。もし実態が伴っていれば、下記の例のように記載することができるでしょう。

NG例

  • 車通勤必須
  • 自転車での通勤が応募条件となります
  • アクセスが悪いため、車通勤が可能な方を募集

OK例

  • 駅から距離があるため、車通勤のスタッフが多い職場です
  • 自転車通勤OK!
  • 最寄り駅から自転車で5分で通勤ラクラク

できるだけ多くの交通手段を記載する

簡単な工夫ですが、できるだけ多くの交通手段を記載しておくことは非常に効果的です。勤務地へアクセスできる方法を細かく記載しておけば、求職者は通勤のイメージがしやすくなり、応募へのアクションをとりやすくなります。

複数沿線が乗り入れる駅であれば各沿線名や、バスでの通勤が可能ならバス停からのアクセスも、しっかり記載しておきましょう。駅名などが検索で引っかかり、求人が見られやすくなる効果もあるため、求人作成の際には必ず行いたい工夫のひとつです。

目印になる建物や施設を記載しておく

沿線ごとの記載と同様に、目印になる建物や施設を記載しておくことも有効です。「〇〇小学校の目の前です」や「〇〇病院からスグ!」などと書いてあれば、近隣の求職者に伝わりやすく、アピールにもつながります。遊園地や商業施設を目印として記載する場合は、著作権の兼ね合いで許可が必要な場合もあり注意が必要ですが、公共施設や病院などはよい目印になるでしょう。

求人募集をプロに任せる

求人広告のルールに沿った書き方に自信が無い場合や、定期的に変わる法令などへの対応に不安があるといったほか、自社で募集してもなかなか効果が出ずにお悩みの方は、採用・求人ページの作成や更新をまるごと求人のプロにお任せできる、採用管理システム(ATS)の活用もおすすめです。。

たとえば、弊社が提供する採用管理システム(ATS)アットカンパニ―の場合は、求人に関する知識をもつ専任スタッフがご要望などを伺ったうえで、求人や採用ページの作成から運用まで、ご要望に合わせてまるっと手厚くサポートいたします。採用活動をより効果的に行うための手段として、ぜひこの機会にご活用を検討ください。

なお、求人の書き方のコツについてはこちらのコラムでご紹介していますので、ご参考にしてください。

応募したくなる求人の書き方応募したくなる求人の書き方とは? 魅力的な文章や広告をつくる5つのコツ

まとめ:勤務地・アクセスの書き方次第で、応募率への効果が変わります

今回は、求人募集における勤務地・アクセスの効果的な書き方と注意点を、記入例つきで解説しました。勤務地・アクセスは何気なく書いてしまいがちですが、求職者の立場に立ち、正しく伝えることが非常に大切です。書き方のルールなどにも注意しながら、より応募効果のある訴求方法を工夫することをおすすめします。

求人募集時の書き方やルールへの対応に不安がある場合は、弊社が提供する採用管理システム(ATS)アットカンパニーを活用するのも方法のひとつです。採用に関する知識の豊富なスタッフが、勤務地・アクセスの書き方はもちろん、そのほかの求人作成もサポートするため、採用リソースを補いながら、応募効果が期待できます。そのほか、ご方針に応じたサポートも提供しておりますので、気になることがあれば、まずはお気軽にお問い合わせください。

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