Indeed PLUS（インディードプラス）連携ATS（採用管理システム）とは、Indeed PLUSとの連携が可能な採用管理システム（ATS）のことを指します。Indeedの新しい求人配信プラットフォームであるIndeed PLUSを、より効果的に利用できるのがIndeed PLUS連携ATS（採用管理システム）の大きな特徴です。この機会に、機能やその他のメリットについて理解を深めましょう。
本記事では、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）の概要とともに、利用のメリットやデメリットまでを詳しく解説します。
目次
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）とは？
まずは、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）とはどのようなものなのかについて、Indeed PLUSの概要とともに解説します。
Indeed PLUSの概要
Indeed PLUSは2024年1月にIndeedがリリースした、新しい求人配信プラットフォームです。Indeed PLUSを利用するとIndeed PLUS連携求人メディアネットワークのなかから最適な求人サイトに自動掲載されるため、これまでのIndeedに比べてより多くの求職者に向けたアプローチが可能となります。
Indeed PLUSの利用で自動掲載されるのは、Indeed社が提供するリクナビやタウンワークを始めとした複数の求人メディアのほか、ディースターNETや物流・ドライバー求人サーチなどさまざまな求人サイト（※1）です。このほかに、日本国内でもっとも訪問数の多い求人サイト（※2）Indeedへも掲載されるため、求人募集をより簡単により効果的に行うことができるサービスとなっています。
※1）Indeed PLUS 連携求人サイトは随時追加予定です。掲載対象となる連携求人サイトの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。
※2）SimilarWeb, 総訪問数, 2024年7月
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）とは？
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）は、Indeed PLUSをより効果的に利用できる手段のひとつです。Indeed PLUSと連携した採用管理システム（ATS）を利用すると、求人の作成から選考・採用までを一括管理することで採用活動を効率化できます。また、応募効果の向上によって採用力を押し上げる効果もあるため、利用企業も年々増えつつある注目度の高い採用ツールです。
Indeed PLUSの利用方法としては、「直接投稿」と「Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）」の2種類がありますが、今回はIndeed PLUS連携ATS（採用管理システム）の利用方法について、メリット・デメリットとあわせてご紹介します。
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用するメリット
では、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用する代表的なメリットをみていきます。
応募を集めやすい
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用することで、直接投稿よりもさらに応募を集めやすくなるメリットがあります。その理由は、Indeed PLUSで自動掲載される連携求人サイト以外に、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）が提携するその他の求人サイトにも掲載されるためです。
たとえば、弊社が提供しているIndeed PLUS連携ATS（採用管理システム）アットカンパニーの場合は、Indeed PLUS連携求人サイトに加えて、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイなど複数の求人サイトと連携しているため、応募効果のさらなる向上が期待できるでしょう。
採用プロセスの効率化が可能
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用すれば、求人の作成から応募者管理・採用までをシステム内で一括管理できます。通常の採用活動の場合は、各求人ごとに求人情報を作成し、各求人サイトからの応募を個別のシステムで管理し、応募者ごとにメールなどでやり取りをする必要がありました。これを一括して行えるメリットがあります。
また、ひとつの求人情報を作成すれば複数の求人サイトに自動掲載され、各求人サイトからの応募も同一システム内での管理が可能です。応募者とのやり取りもシステム内で完結できるため、採用を簡単に効率よく実施できます。これまでの採用プロセスを効率化することで、採用活動の負担も大幅に軽減されます。
データ分析を行いやすい
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用すれば、応募者データなどの分析がしやすいメリットもあります。Indeedからの応募はもちろん、自動掲載された求人サイトからの応募を同一システム内で集約できるため、応募状況をリアルタイムで把握することが可能です。
同時に各求人サイトごとの応募状況なども確認でき、課題点や修正点を見つけやすい仕組みになっています。採用力の向上を目指すうえで、データ分析を踏まえた修正は、丁寧に行いたい重要なタスクのひとつです。精度の高いデータ分析ができれば、効果に結びつけやすいメリットがあります。
掲載や予算管理も簡単
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用すれば、各求人サイトへの掲載や修正が一括管理でき、広告予算の管理も非常に便利です。Indeed PLUSではクリックごとに費用が発生する、クリック課金が採用されており、あらかじめ入金した予算内での利用ができます。広告予算を自由に設定できるため、予算管理が行いやすいこともメリットといえるでしょう。
また、採用状況に合わせて予算を増やして露出を高めることも可能で、長期採用を目指す場合は費用を抑えることもできます。それぞれの求人情報の掲載期間についても状況に合わせて調整できるなど、柔軟に利用できる点も嬉しいメリットです。
サポートを頼れる
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）には、困った時に頼れるサポートがあります。サポートの内容は各システムごとで異なりますが、システムの操作や掲載内容に関する問い合わせを気軽にできるだけでも心強いものです。自社採用に不足している部分を補うことを目的に、サポートの内容を軸にシステム選定するのも良策だといえます。
Indeed認定パートナーの安心感
Indeed PLUS連携しているのは、基本的にはIndeedが認定したパートナーが提供するATS（採用管理システム）のため、利用するうえでの信頼性と安心感があります。なかでも、Indeed特別認定パートナー・シルバーランク以上の企業は、Indeed認定パートナーのなかでも広告の運用実績が非常に豊富です。
ちなみに、採用管理システム（ATS）アットカンパニーを提供している弊社は、シルバーランクに認定されています。Indeed認定パートナーであれば、求人情報の配信最適化やIndeedの基準に沿った応募者管理機能が利用できるなど、効果を引き出す具体的な運用支援を受けることも特徴のひとつです。Indeedの最新機能や仕様にもいち早く対応できるため、採用活動を有利に進められるのも大きなメリットでしょう。
Indeed認定パートナーについては、こちらのコラムをご参考にしてください。
Indeed認定パートナーとは？ 広告運用サポートを利用するメリットや選び方を解説
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用するデメリット
沢山のメリットがあるIndeed PLUS連携ATS（採用管理システム）ですが、デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。ここからはIndeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用するデメリットを解説します。
掲載先は選べない
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用すると、さまざまなサイトへ自動掲載されますが、掲載先を個別に選ぶことができないのが一般的です。自動掲載されるのは、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）各社がそれぞれ連携している求人サイトに限られるため、利用前にあらかじめ連携サイトを確認しておく必要があります。
また掲載先については、Indeedがもっとも当該求人に相応しいと判断した連携求人サイトを選定し、自動で掲載する仕組みです。希望の求人サイトへ掲載されない場合があることを理解しておきましょう。
有料利用が基本
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）は、有料での利用が基本です。Indeed PLUSを直接投稿で利用する場合もクリック課金が必要ですが、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用する場合は、システム自体の利用料金がかかることが一般的です。費用形態やプランは各システムによって異なるため、機能や信頼性と照らし合わせたうえでの選定をおすすめします。
採用フローの見直しが必要
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用する場合は、これまでの採用フローが大幅に効率化されるため、結果的に全体のプロセスを見直す必要があります。人員配置や運用方法の見直しなど、採用管理システム（ATS）を中心とした体制に組み替える作業が必要です。従来の採用フローが一気に効率化するため、体制見直しの手間が必要であることも理解しておきましょう。
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用した方がよいケース
最後に、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）の利用に適した、代表的なケースを紹介します。
採用活動を効率化したい
採用活動を今よりも効率化したい場合は、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）をぜひ利用したいところです。Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を利用すれば、求人の作成から応募者管理・採用までを一括管理できるほか、作成した求人は複数の求人サイトに自動掲載されます。同時に応募効果が向上するため、採用フロー全体を大きく効率化できます。
さらに採用力を上げたい
これまでよりもさらに採用力を上げていきたい場合も、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）の利用をおすすめします。Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）をとおして採用の内製化をシンプルにすることで、より戦略的な採用活動が可能です。データ分析の精度も上がるため、求人や応募者対応の質を本質的に高めやすくなります。中長期的な視点で採用力を上げたい場合の打ち手としても非常に有効です。
採用が上手くいかない
自社で採用活動を行っているが採用が上手く行っていない場合も、Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）での解決が可能です。たとえば、本記事内でご紹介したアットカンパニーであれば、採用に関する豊富な知識を持つ専任スタッフによる、個別のサポートを受けることができます。効果的な求人の書き方なども相談できるため、最短距離で効果に結びつけられるでしょう。
また、Indeed広告の豊富な運用経験を活かした、効果的な掲載のアドバイスを受けられることもアットカンパニーの大きな特徴です。採用担当のリソース不足やより早く効果を出したい場合は、求人作成から運用までをまるっと任せることも可能です。採用状況や方針に合わせたサポートができますので、お困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ：Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）で、採用力のさらなる向上を
Indeed PLUS連携ATS（採用管理システム）を活用した採用活動は、これまでの採用活動を効率化し、応募効果や採用確率を向上させる可能性があります。今回ご紹介した利用のメリットやデメリットを理解したうえで、自社に合ったIndeed PLUS連携ATS（採用管理システム）の導入にお役立てください。
また、本記事でもご紹介した採用管理システム（ATS）アットカンパニーは、企業規模を問わず、幅広い業種・職種で利用できる採用ツールです。現状抱えているさまざまな採用課題に対して多角的にアプローチできるため、事業のフェーズに合わせて長く活用できます。今後継続する採用難に備え、アットカンパニーの活用をぜひご検討ください。
