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【2024年版】オウンドメディアリクルーティングの運用方法|事例5選

オウンドメディアリクルーティングの運用方法と参考事例

近年、企業の採用戦略において、オウンドメディアリクルーティングが注目を集めています。しかし、オウンドメディアリクルーティングを始めるにあたって、どのように運用したらいいかわからないという方も多いでしょう。

本記事では、オウンドメディアリクルーティングを成功させるための具体的な運用方法と、実際の企業事例をご紹介します。新しい採用戦略として導入を検討している方や、思うように成果につながっていない方は、ぜひご参考にしてください。

オウンドメディアリクルーティングとは

オウンドメディアリクルーティングは、企業が所有するWEBサイトやブログ、SNSアカウントなどのメディアを活用した採用手法のことです。採用活動にオウンドメディアを活用することで、企業は自社特有の文化や価値観、仕事内容、働く仲間の雰囲気を候補者に伝えることができます。

ここでは、オウンドメディアとはなにか、なぜオウンドメディアが採用活動に利用されるようになったのかを詳しくみていきましょう。

​​オウンドメディアとは

そもそもオウンドメディアとは、企業が自ら運営するメディアのことです。具体的には、企業の公式WEBサイト、ブログ、SNSアカウントなどが挙げられます。オウンドメディアの最大の特徴は、企業がコンテンツの制作から公開、配信方法の選定に至るまで、すべてのプロセスを自由にコントロールできる点です。

たとえば、ポータルサイトなどは掲載費用がかかりますし、掲載できる情報にも限りがあります。一方、オウンドメディアについては、基本的にメディアの制約を受けないため、自由に発信できることが可能です。これにより、企業は自社のブランドイメージを構築し、顧客や潜在的な応募者と直接的に関わることができます。

そのオウンドメディアを採用活動に活用することがオウンドメディアリクルーティングです。この採用手法により、企業がオウンドメディアを通じて、採用情報や企業文化、従業員の声などを発信し、潜在的な応募者にアプローチできます。

結果として、企業は自社に合った価値観を持つ人材を惹き寄せることができるだけでなく、応募者に対してより深い理解や共感を促すことが可能です。

▼オウンドメディアリクルーティングの概要については、こちらのコラムでもご紹介していますので、ぜひご参考にしてください

オウンドメディアリクルーティングとは【初心者向け】オウンドメディアリクルーティングとは? 概要をわかりやすく解説

オウンドメディアリクルーティングが注目される背景

近年、オウンドメディアリクルーティングが注目を集めており、多くの企業が自社の採用戦略に取り入れています。その背景にはいくつかの要因があります。

求職者の情報収集の変化

デジタル化の進展により、情報の収集方法が変化しています。以前は訪問しないと知り得なかった情報が、インターネットを通じで容易に知ることができる世の中に変化にした一方で、求人サイトに掲載されている情報だけでは不十分であることから、求職者は公式サイトやSNSなどを通じて、企業の情報をあらゆる面からリサーチしています。

このような環境下では、オウンドメディアを通じて効果的なコンテンツを発信することが、潜在的な応募者の関心を惹き、企業に対してよい印象を与える重要な手段となります。

求職者の価値観の変化

求職者が仕事に求める価値観が変化したことも大きな要因です。単に条件・待遇の良さや会社の知名度で決めるのではなく、企業文化や価値観に共感できるかどうかも重要な指標となっています。

オウンドメディアを用いたリクルーティングでは、企業が目指す姿や、なぜその事業をやっているのかを伝えたり、働く仲間のリアルな姿を伝えることで、応募者が自身と企業とのフィット感を事前に感じ取ることができます。

採用コストの削減

オウンドメディアリクルーティングは、コストパフォーマンスの観点からも注目されています。オウンドメディアを活用することで、求人メディアへの広告掲載料などの直接的なコストを削減しつつ、ターゲットとする人材に直接アプローチできるため、効率的な採用活動が可能になります。

オウンドメディアリクルーティングを開始する前に検討すべきこと

オウンドメディアリクルーティングを始めるにあたって、あらかじめ検討すべきポイントがいくつか存在します。これらのポイントを事前に整理しておくことで、スムーズな運用を実現することが可能です。

採用するポジションの職務内容や採用要件を整理する

まずは、どのようなポジション(職種・役職)を募集するのか、その職務内容や採用要件を明確にすることが重要です。たとえば、募集する職種の具体的な業務内容、必要なスキルや経験、求める人物像などを記載します。

これらの情報を明確にしておくことで、応募者が自分に合う仕事かどうかを判断しやすくなり、採用後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。

採用ペルソナを明確にする

採用ペルソナとは、理想的な候補者像を具体的に描いたものです。たとえば、年齢、性別、職歴、価値観、興味関心など、さまざまな属性や特性を定義します。採用ペルソナを明確にすることで、求める候補者象に合わせたコンテンツの企画やメッセージの設計が可能になります。

逆に、採用ペルソナが不明瞭である場合、コンテンツの内容が誰に向けて発信しているかがわからず、ミスマッチの要因になります。

自社の魅力を整理する

オウンドメディアリクルーティングでは、自社の魅力や強み、働くことのメリットを整理し、それを候補者に伝えることが重要です。具体的には、企業文化、キャリアパス、福利厚生、社員の声など、応募者が関心を持ちそうなポイントを抽出し、効果的に伝えることが求められます。

採用競合との競争優位性を明確にする

同業他社と比較して、自社が応募者に提供できるユニークな価値や差別化ポイントを明確にします。たとえば、3C分析などを用いて、Company(自社)、Competitor(競合)、Customer(顧客・候補者)の要素を整理することで、採用を成功させるための競争優位性のポイントが明確になります。

これにより、候補者に自社を選んでもらうための説得力のあるコンテンツを発信することが可能です。

運用マニュアルや権限ルールを策定する

オウンドメディアリクルーティングの運用にあたっては、誰がどのような内容をいつ発信するのか、また、応募者からの問い合わせに誰がどのように対応するのかなど、運用マニュアルや権限ルールを策定することが必要です。

そのほかにも、退職者の写真を削除したり、炎上リスクのある発信は行わないなどのルール整備も求められます。これにより、スムーズなオウンドメディアの運用と一貫性のあるコミュニケーションが実現します。

オウンドメディアリクルーティングの運用方法

オウンドメディアリクルーティングは自由度が高いがゆえに、手当たりしだいに行っても思うような成果は得られません。ここでは、具体的な運用方法をご紹介します。

コンテンツを発信する場を用意する

オウンドメディアリクルーティングを開始するにあたって、まず、コンテンツを発信する場を用意します。企業文化、働く環境、従業員インタビュー、仕事内容の紹介など、用意したコンテンツを適切な場で発信することが大切です。それぞれによって、特徴や役割が異なるため、適切に使い分けましょう。

発信する場コンテンツ内容の一例
企業の採用ホームページ企業のミッション、ビジョン、文化を紹介し、開放的な職場環境をアピールする
キャリアブログ従業員の日常やプロジェクトの裏話、キャリア成長の機会など、よりパーソナライズされた情報を提供する
SNS(Facebook、LinkedIn、Instagramなど)各SNSのメディアの特性を理解し、目的にあわせて適切なコンテンツを発信する。たとえば、Instagramであれば、画像や動画を使って社内の雰囲気や働く様子を視覚的にアピールする

KPIを設定する

オウンドメディアリクルーティングの成果を測定するためには、明確なKPI(重要業績評価指標)の設定が必要です。設定するKPIには、サイト訪問者数、応募者数、採用コンバージョン率、応募者とのエンゲージメント率などがあります。

これらのKPIを定期的に分析し、必要に応じて戦略を調整することで、オウンドメディアリクルーティングの効果を最大化できます。

発信するコンテンツを作成する

ターゲットとする候補者に響くコンテンツの作成は、オウンドメディアリクルーティングにおいて最も重要な要素のひとつです。採用ペルソナにもとづき、企業文化や働く魅力、キャリア成長の機会など、応募者が知りたいと思う情報を提供するコンテンツを企画・作成します。

また、ビデオインタビュー、社員の日常を紹介するブログ記事、仕事の成果物のケーススタディなど、多様な形式のコンテンツを用意することで、より多くの応募者の関心を惹くことができます。

定期的に検証・分析を行う

オウンドメディアリクルーティングの効果を継続的に高めるためには、定期的な検証と分析が不可欠です。設定したKPIをもとに、どのコンテンツがよいパフォーマンスを示したか、どのチャネルが最も効果的だったかを分析します。

また、応募者のフィードバックや行動パターンを分析することで、改善点を見つけ出し、戦略の最適化を図ります。

オウンドメディアリクルーティング運用のコツ

オウンドメディアリクルーティングを成功に導くためには、戦略的な運用が必要です。ここでは、その運用のコツをいくつかご紹介します。

問い合わせや応募などのゴール設定を明確にする

オウンドメディアを通じたリクルーティング活動において、最終的に達成したいゴールを明確に設定することが重要です。

問い合わせ数の増加、応募者数の増加、特定のコンテンツへのアクセス数の増加などが含まれます。ゴールを明確にすることで、それに向けたコンテンツの企画や戦略の立案がしやすくなるでしょう。

ファンを増やすことを意識する

オウンドメディアリクルーティングでは、単に応募者を増やすだけでなく、企業のファンを増やすことも大切です。

企業のファンになった人は、SNSでの口コミを通じて自然と企業の魅力を拡散してくれます。そのため、コンテンツを通じて企業の理念や文化を伝え、共感を呼ぶことが重要になります。

コンテンツ同士のつながりを意識する

オウンドメディア上で公開するコンテンツは、単発で終わらせるのではなく、ほかのコンテンツとのつながりを意識して企画することが効果的です。

たとえば、あるコンテンツで紹介したプロジェクトの詳細を別のコンテンツで深掘りするなど、読者が自然と次のコンテンツへと誘導されるような構成を心がけましょう。

中長期的に取り組む

オウンドメディアリクルーティングは、短期間で結果が出るものではありません。中長期的な視点で取り組み、コンテンツの質の向上やフォロワーの増加など、徐々に成果を積み重ねていくことが大切です。また、市場やターゲットの変化に応じて柔軟に戦略を調整することも重要です。

社内の理解を得る

オウンドメディアリクルーティングの成功には、社内の理解と協力が不可欠です。とくに、コンテンツ作成にあたっては、社員一人ひとりの協力が必要になることもあります。

そのため、社内での情報共有や意識の醸成を図り、全社員がオウンドメディアリクルーティングの重要性を理解し、積極的に関わる文化を作ることが大切です。

オウンドメディアリクルーティングの事例|メディア

オウンドメディアリクルーティングを効果的に実施している企業の事例を通じて、その成功の秘訣を探ります。ここでは、メディアを活用した事例をご紹介します。

OWNDAYS

|オウンドメディアリクルーティングの事例
出典:FIND!

OWNDAYS(オンデーズ)は、メガネ小売業を展開する企業です。採用サイト「FIND!」では、企業文化や働く環境、従業員の声などを積極的に発信しています。このサイトは、応募者に対してOWNDAYSがどのような企業であるか、どのような価値観を持っているかを伝えることに重点を置いています。

とくに、従業員一人ひとりのストーリーを紹介することで、応募者が自分自身を投影できるようなコンテンツ作りが行われています。これにより、企業と応募者との間に深い共感を生み出し、企業に対する強い興味や関心を引き出しています。

サイボウズ

OWNDAYS(オンデーズ)|オウンドメディアリクルーティングの事例
出典:サイボウズ式

サイボウズは、グループウェアの開発・販売を手掛ける企業です。オウンドメディア「サイボウズ式」では、働き方改革に関するさまざまな取り組みや考え方を発信しています。

たとえば、社員の多様な働き方や、社内での挑戦的なプロジェクト、社外での社会貢献活動など、サイボウズが大切にしている価値観を反映したコンテンツを豊富に提供しているのが特徴です。

オウンドメディアリクルーティングの事例|SNS

SNSを活用したオウンドメディアリクルーティングは、とくに若年層の応募者にリーチしやすいという利点があります。ここでは、SNSを効果的に活用している企業の事例をご紹介します。

サイバーエージェント

サイボウズ|オウンドメディアリクルーティングの事例
出典:サイバーエージェント

サイバーエージェントは、デジタル広告やメディア事業を展開する企業です。同社では、採用活動に写真共有SNSの「Instagram」を活用し、オフィスの雰囲気や社員イベント、日常の業務風景など、働く環境の魅力をリアルタイムで発信しています。

また、社員一人ひとりのインタビューやメッセージを通じて、企業文化や仕事への情熱を伝えています。これにより、応募者は求人サイトの情報だけでは得られない、会社の雰囲気や企業とのフィット感をより明確に感じ取ることができます。

大京警備保障

大京警備保障|オウンドメディアリクルーティングの事例
出典:大京警備保障

大京警備保障は警備サービスを提供する企業です。同社では、短編動画共有SNSの「TikTok」を活用した独自の採用活動で注目を集めています。TikTok上で、社員が日常の業務やオフィス内の様子、チームビルディングの様子を楽しく表現した動画を投稿しています。

これらの動画は、仕事の楽しさやチームの雰囲気を伝えることができ、とくに若年層の応募者からの関心を惹きつけることに成功しました。大京警備保障の事例では、事業内容や企業規模にかかわらず、創意工夫によって企業の魅力を伝えることができることを示しています。

ラフィネ

癒やしのラフィネch|オウンドメディアリクルーティングの事例
出典:癒やしのラフィネch.

ラフィネは、リラクゼーションサービスを提供する企業です。同社では、動画共有サイトの「Youtube」を活用した採用活動を行っています。Youtubeチャンネルでは、施術技術の紹介や社員インタビュー、研修の様子など、応募者が興味を持ちそうな内容を動画で提供しています。

これにより、応募者は実際に働くイメージを持ちやすくなり、企業への理解を深めることができます。ラフィネの事例は、動画コンテンツを通じて、仕事内容の魅力や実際に働いている社員の声を効果的に伝えることができることを示しています。

まとめ|オウンドメディアを活用して自社の魅力を効率的に発信

オウンドメディアリクルーティングは、企業が自らの魅力を広く発信できる効果的な採用手法です。企業文化や働く環境のリアルな姿を、コンテンツとして発信することで、会社の認知度向上や採用要件を満たす候補者の応募獲得につながるでしょう。

成果を最大限に発揮するためには、手当たりしだいにコンテンツを発信するのではなく、明確なゴール設定、ファンを増やす意識、コンテンツ間の連携、中長期的な取り組み、そして社内の理解と協力など、運用のコツを理解することが重要です。

したがって、オウンドメディアリクルーティングを始める際は、あらかじめ採用戦略を策定し、定期的に検証・改善を繰り返すことで、次第に効果が高まっていくでしょう。

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<記事監修:高橋 洋介>

リクルートと広告代理店にて求人広告営業に従事。主に中小企業を中心としたアルバイト・中途社員の採用支援を行う。在職中にGCDFキャリアカウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント資格も取得。独立後はフリーランスとして企業の採用実務支援から、WEBマーケティング支援など幅広く活動している。

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