0120-451-008 / 受付時間:平日10:00-18:00

求人の応募率を増やすコツとは? 公開して終わりにしていませんか?

求人の応募率を高めるコツ。求人を公開して満足していませんか?

求人掲載をしたら安心して、そのまま放置してしまっているケースは意外と多いものです。しかし、応募を増やすためには、求人公開後のメンテナンスこそが非常に重要だといえます。求人の状況を把握し課題に応じた工夫をすることで、応募率の向上も期待できるでしょう。

今回は、求人公開後におすすめしたい工夫と、効果的なメンテナンスのコツを解説します。応募を集めることは求める人材を採用するための第一歩です。ぜひ、日々の採用活動にお役立てください。

求人応募率を増やすコツその1 採用ホームページを作成する

「採用ホームページを作成して応募を増やすってどういうこと?」と感じるかもしれませんが、ホームページを活用した組織独自の情報発信は応募を増やすために欠かすことができないポイントです。まずは、採用ホームページを作成するメリットを解説します。

採用ホームページ作成のメリット

求人の応募を増やすうえで、採用ホームページの作成には以下のようなメリットがあります。

①求職者に安心感を与えることができる

求人サイトで自分にあった求人を見つけた求職者が次におこす行動は、その募集をしている企業がどんな会社なのかを調べることです。求人情報では表現しきれない追加情報を採用ホームページで提供し、安心感を与えることができます。

②職場の魅力を追加訴求し、入社意欲を高める

求職者に実際の仕事内容をより詳しく発信することは、新しい職場で働いてみたいという入社意欲を高めることに繋がります。経営方針や働き方、社内の雰囲気や仕事の楽しさなど、求人には書ききれない情報や魅力を丁寧に訴求できれば、より深い興味・関心を与えることができるでしょう。

③採用ミスマッチを減らすことができる

企業や仕事の情報をより詳しく伝えることは、ミスマッチを減らす効果もあります。実際の業務や待遇と求職者の認識に違いがあれば、応募数がいくら増えても採用には至りません。また、万が一採用に至っても、離職の原因となってしまいます。組織や待遇の強みはもちろん、弱みや大変な部分もしっかりと伝えることで、ミスマッチを大幅に減らすことができるでしょう。

採用ホームページ作成はなぜ重要なのか?

前述したとおり、求人サイトで情報を閲覧した求職者の多くは、その後企業の採用ホームページをあわせて確認し、組織と仕事の理解度をさらに深めることで、応募に至る傾向にあります。

この行動の流れは、インターネット消費者の購買行動を分析した「AISAS(アイサス)」という行動傾向によっても裏づけられている内容です。

購買対象を発見した際のAttention(注意)から順に、Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有) へと行動する傾向にあると言われていますが、求人も例外ではありません。

求人情報で関心を惹き、その後応募のアクションに繋げるためにも、組織や仕事の魅力が伝わる採用ホームページの作成が非常に重要なのです。

採用ホームページを作成する方法

採用ホームページは自社での作成、または制作会社などに依頼することが可能です。自社作成の場合は、専門的な知識を持った人材と作業時間の確保が必要になります。一方で制作会社に依頼すれば、別途費用はかかりますが、社内に専門知識が無い場合も要望に合わせたホームページを構築することができるでしょう。

また、近年では無料で使える採用管理システム(ATS)を活用し、自社で採用ホームページや求人ページの作成などを行う企業も増えてきています。

採用管理システム(ATS)は、フォーマットに必要事項を入力するだけでページ作成ができるものが多く、社内にWEBの専門知識がなくても自社で対応することが可能です。

応募者管理機能が付いたサービスも多いため、採用ホームページ作成から求人募集、応募者採用管理までを一括して行うこともできるなど、採用活動を支えるツールとして導入する企業が増えています。

▼採用サイトを作るための手順や必要となる実践的なコンテンツについては、こちらのコラムでご紹介していますので、ぜひご参考にしてください

採用サイトの作り方タイトルイメージ採用サイトの作り方とは? 手順や必要となるコンテンツを解説

求人応募率を増やすコツその2 求人内容の見直しで応募数を増やす

応募状況に応じて、求人内容の見直しやメンテナンスを行うことは、応募数を増やすためにやっておきたい工夫のひとつです。ここでは、求人内容を見直す際のポイントについて解説します。

まずは現状把握とメンテナンス

求人掲載期間に対する求人閲覧数や応募数を確認し、まずは現状を把握します。可能であれば統計をもとに割り出した平均数値を基準として、掲載中の求人は適正に応募を集められているかを判断しましょう。

また、同時に雇用条件や企業情報などの掲載内容に誤りがないか確認します。

  • 待遇や仕事内容に変更はないか
  • 賞与実績などが最新のデータとなっているか

など

求人情報は常に最新の状態にしておくことが大切です。古い情報や誤った情報は求職者からの信頼を失いますので、手間をかけて細やかな管理を行うことをおすすめします。

課題に応じて求人内容を見直す

Indeedなどのように求職者の閲覧・アクセスデータを見ることができる場合は、これまでの履歴から課題を割り出し、課題に対する見直しを実施することも有効です。課題に応じた基本的な対応例としては、以下のようなものがあるでしょう。

課題対応例
そもそもアクセスが少ない一覧画面に表示される画像や職種名、求人の内容に含まれるキーワードなどの見直し
ターゲットの閲覧数が少ないターゲットに向けた訴求方法の変更や他媒体への掲載を検討
閲覧数は充分だが応募が少ない求人内容の見直し(働く環境・メリットの伝え方など)

応募率を増やす観点では、採用ターゲットの価値観にあったメリットなどの情報が整理された読みやすい文面で訴求されていることがポイントです。求人企業側の価値観ではなく、ターゲットとなる求職者の価値観に寄り添った求人内容が応募に繋がりやすいといえます。

条件を見直して応募数を増やす

そもそもの募集条件が、応募率に影響している場合も意外と少なくありません。勤務時間や残業時間・休暇の形態のほか、手当や賞与・給与を同業他社と比較してみることも時には必要です。

また、見落としがちですが職場環境や入社後のキャリアイメージ、経営方針、企業理念などの訴求も大切なポイントのひとつだといえます。とくに30代以下の求職者は将来的に安定を求める傾向が強くあるものです。若い世代でも安心して働ける環境であることを具体的に表現することで、求める人材からの応募率を増やすこともできるでしょう。

求人応募率を増やすコツその3 Indeed有料掲載で応募を増やす

求人募集をする際に多くの企業が活用しているのが、求人検索エンジンのIndeedです。無料で掲載できることで有名ですが、有料プランに変更することも、応募を増やす方法のひとつ。ここでは、Indeed有料掲載を活用した対策を解説します。

Indeed有料掲載のメリット

無料掲載が可能なIndeedを、有料掲載する最大のメリットは表示回数の向上です。無料掲載より上位に掲載されますので、求職者の目に留まりやすくなることで応募数を増やすことが期待できます。Indeedの公式サイトの情報によると、「有料掲載の場合は無料掲載の4.5倍ものクリック数がある」ことが提示されています。
参照:Indeed|求人広告を掲載

無料掲載の場合は、新しい求人に埋もれ掲載順位が下がりがちです。しかし有料掲載にすれば、任意の期間は上位広告枠へ掲載されるため、閲覧数を増やし応募率を高められる可能性が非常に高くなります。急いで人員が欲しい場合や応募が低迷している場合は、無料掲載から有料掲載への切り替えをすることも良策でしょう。

応募を増やすなら活用したい、アクセスデータ

Indeedを有料で利用する場合は、広告として運用するためのアクセスデータを閲覧することができます。具体的に求人の表示回数やクリック数、応募数などを期間ごとに確認することが可能です。アクセスデータを見れば、どこが課題かを分析することができるため、改善〜応募数UPまでの対策をレスポンスよく行うことができます。詳細なデータを確認できることが、Indeed有料掲載を活用するもうひとつのメリットといえるでしょう。

Indeed有料掲載の方法

Indeedを初めて利用する際に有料掲載する場合は、まずはIndeedサイトからのアカウント作成が必要です。アカウント作成後、企業情報や募集情報を入力し、掲載の手続きを行います。そして入力済みの掲載原稿のなかにある、「求人を広告掲載して露出度を上げる」をクリックします。広告予算や有料掲載期間、請求先を入力して有料掲載になっていれば手続きは終了となります。

求人応募率を増やすコツその4 求人公開後のメンテナンス

求人は公開して終わりではありません。応募率を増やすためには、その後の対応が重要です。次に、求人掲載後に実施したいメンテナンスのコツをご紹介します。

定期的に新しい内容で掲載する

コンスタントに応募獲得を行うための最も簡単な対策として、定期的に求人を新しい内容で掲載し直すことをおすすめします。

Indeedの掲載を一例に挙げた場合、掲載から日数が経過する毎に掲載順位が下がり、放置していれば閲覧数とともに応募数も大幅に下がり続けます。

しかし、たとえ同じ求人の案件であっても新しく求人を作成して掲載し直すことで、新着情報として新たに掲載されることにも繋がり、改めて閲覧数や応募数を獲得できる可能性が高まります。また、作成の手間を省くために「複製」の機能などを活用することができれば効率的に作業もできるでしょう。

こちらの対策を行う場合の目安は月に1回程度です。また、閲覧数や応募数が十分でない要因は掲載の順位だけではないことも考えられるため、求人を作成し直す際は求人の内容自体を見直して情報の更新、キーワードや文章の調整を行うことをおすすめします。

担当を配置しておく

放置しがちな求人掲載後のメンテナンスは、担当を事前に決めておくことが良策です。担当者は、定期的に求人状況のチェックや更新作業を行い、本記事で解説した対策などを実施します。責任を持って一定期間担当者が対応し、組織にデータを残しておくことが非常に大切です。求人のデータや対策の結果をトータルで蓄積するために、できれば担当は少人数とすることをおすすめします。

また、担当者変更の場合もその履歴を引き継ぐことで、自社なりの採用戦略を見出すことが可能です。定期的なメンテナンスの実施によって求職者の信頼を増し、自社に合った対策を行うことで応募率を増やすことができるでしょう。

採用管理システム(ATS)で効率化を図る

採用ホームページ作成・求人情報配信・応募者管理・選考対応などをサポートする、採用管理システム(ATS)の活用は求人メンテナンスの効率化にも有効です。

自社で編集や運用ができるツールも多く、管理画面から修正や更新などを素早く対応することができます。さまざまな種類のツールがあるので、自社の予算や目的に応じて選ぶことが重要です。

まとめ

本記事では、求人公開後におすすめしたい工夫と、効果的なメンテナンスのコツを解説しました。採用ホームページをお持ちでない場合、まずは採用ホームページの作成が応募率UPに向けたファーストステップです。すでに作成済みの場合は、定期的なメンテナンスの実施をお試しください。

採用課題は求人のプロと一緒に解決!
ぜひお気軽にご相談ください
アットカンパニーのことが3分でわかる!
電話で相談する
0120-451-008[受付]平日10:00~18:00(祝日除く)