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求人広告の掲載課金とクリック課金の違いは? それぞれの特徴や選定方法を解説

求人広告の掲載課金とクリック課金の違いとは?

求人広告には、「掲載課金」と「クリック課金」という代表的なふたつの課金方式があります。自社求人を掲載する際にはいずれかの課金方法を選ぶ必要がありますが、知識が無ければ選定が難しいものです。まずは、メリット・デメリットを含めた違いを把握し、そのうえで自社の採用方針に合った課金方式を選定することが大切です。

本記事では、求人広告の掲載課金とクリック課金の違いのほか、特徴や選定方法を解説します。

求人広告の掲載課金とクリック課金の仕組みと違い

まずは、求人広告の掲載課金とクリック課金の、仕組みと違いについて解説します。

掲載課金の仕組み

掲載課金とは、求人広告を掲載するごとに費用が発生する課金方式です。費用は求人広告のサイズや掲載順位、掲載する期間など、求人広告のプランによって異なります。そのため複数名採用しても、沢山の閲覧があっても、基本的に追加費用が発生することはありません。掲載時に発生する費用のみで掲載できるため、予算管理も比較的行いやすい課金方式です。

掲載課金が採用されている主な求人サイトとしては、マイナビやエン転職、バイトルやイーアイデムなどがあります。費用の大まかな目安としては、一度の掲載で数万円~数十万円程度までと幅広く、雇用形態やプランによって異なることが一般的です。

クリック課金の仕組み

クリック課金とは、求人サイトに掲載された自社求人が、クリックされるごとに費用が発生する課金方式です。求人以外でもディスプレイ広告や検索広告などに採用されている課金方式で、広告がクリックされた分だけ課金されるため、必要な分だけ費用を費やすことができます。

クリック課金は、Indeedの有料プランである求人配信プラットフォームIndeed PLUS(インディードプラス)や、求人ボックス、スタンバイといった求人サイトに採用されている課金方式です。Indeed PLUSの場合は、クリック課金の単価はAIによる自動調整となっており、職種・エリア・競合の状況・時期・求人情報の内容などさまざまな要素によって変動します。1クリックあたりの単価は常に変動しますが、相場としては50〜500円前後が一般的な目安です。クリック単価は求人サービスによっても異なることを、合わせて理解しておきましょう。

掲載課金とクリック課金の違い

掲載課金とクリック課金の主な違いは、「クリック数に関係なく掲載自体に課金される」もしくは「掲載自体は無料だけれどクリックごとに課金される」ことにあります。

従来は掲載課金型の求人広告が主流となっていましたが、Indeedなどの求人サイトのユーザーが年々増え続けたことで、現在ではクリック課金が求人の主流になりつつあります。企業としてはそれぞれの特徴を理解したうえで、自社の方針に合った課金方式を選定したいところです。本記事を通して、掲載課金とクリック課金それぞれのメリットとデメリットを把握し、選定の指標のひとつとしてお役立てください。

掲載課金のメリットとデメリット

ここからは、掲載課金の代表的なメリットとデメリットについて解説します。

掲載課金のメリット

必要な費用がわかりやすい

掲載課金の場合は、掲載時に発生する費用のみで掲載ができるため、求人費用がわかりやすい特徴があります。追加料金がかからない仕様が一般的で、予算内で求人を行いやすいことが掲載課金のメリットです。あらかじめ費用を調べておけば、事前に予算計画しやすい利点もあるでしょう。

応募者とマッチしやすい

掲載課金の求人広告は情報量が比較的多いため、応募者とマッチしやすいメリットがあります。細かい待遇や職場環境、求人サイトによってはインタビューなどの掲載もできる掲載課金型の求人は、自社の魅力をしっかりと伝えることが可能です。応募者との情報の乖離を少なくすることで、定着率を上げる効果も期待できます。

複数人採用や大量募集を行いやすい

掲載課金は、必要な採用数や緊急度に合わせて広告の露出が高められるため、複数人採用や大量募集を行いやすいメリットがあります。もちろん露出を高めるには費用をかける必要がありますが、その分、閲覧数を高めて応募を集めることが可能です。クリック課金の求人サイトでなかなか進まない複数人採用や採用難職種がある場合は、掲載課金の求人を利用してみるのも良策です。

掲載課金のデメリット

ノウハウが蓄積しにくい

掲載課金の場合は、求人自体を求人サイトの担当者が制作することも多く、自社にノウハウが蓄積しにくい側面があります。求人の効果が、サイト側のクリエイティブ力や提案力に左右される傾向があることも事実です。採用の内製化を目指す場合は、自社採用力向上の妨げとなる一面もあります。

状況に応じた変更が難しい

掲載期間や掲載内容の途中変更が柔軟にできないため、進捗に応じた対処が行いづらいこともデメリットのひとつです。たとえば求職者があまり動いていない時期に掲載してしまうと、応募が無くても掲載を取り下げることができません。時期や掲載内容を十分に検討したうえで、掲載をスタートすることが大切です。

費用対効果が悪くなる場合がある

掲載期間などがあらかじめ決まっているため、採用状況によっては費用対効果が悪くなる場合があります。たとえば4週間20万円で掲載課金をしている場合、仮に1週目で採用予定人数が充足しても、20万円の支払いが必要です。一方でクリック課金の場合は、採用した時点で課金をストップできます。双方を比較すると、掲載課金の方が費用対効果が悪くなるケースもあるでしょう。

クリック課金のメリットとデメリット

では、クリック課金の代表的なメリットとデメリットについても解説します。

クリック課金のメリット

掲載期間や求人内容を自由に決められる

クリック課金の場合は、掲載期間や求人内容を自由に変更できるメリットがあります。掲載時期の見直しや求人内容の変更が柔軟にできるため、リアルタイムで効果を改善することが可能です。一定期間ごとに求人パターンを変えて効果を検証する、ABテストの実施にも適しているでしょう。

自社で採用を内製化しやすい

クリック課金の場合は、求人の閲覧数や応募数などの詳細なデータが確認できるため、採用を内製化する場合にも非常に有効です。データを分析して課題を抽出し、対策を実施することで効果向上が期待できます。データ分析〜対策までを行いやすいため、内製化の仕組みづくりをしやすい課金方式です。

無駄な費用を抑えられる

採用が決まればその時点で掲載をストップできるため、無駄な費用を抑えることが可能です。万が一求人内容に問題がある場合も、すぐに修正し効果改善に向けた対策を取ることができます。自社での作業負担はありますが、費用を効率よく使うことができるでしょう。

クリック課金のデメリット

結果的に費用が膨らむ可能性がある

クリック課金の場合は、採用状況とともに予算管理をしなければ、結果的に費用が高額になってしまうデメリットがあります。採用できないからといって対策しないまま掲載していると、クリックごとの課金だけがどんどん膨らみます。職種などによってはクリック単価も高額になるため、予算管理には注意が必要です。

期待できる効果が見極めづらい

クリック課金の求人サービスの多くは運用が基本になるため、求人経験が無い場合は期待できる効果が見極めづらい傾向があります。効果予測ができるまでは採用計画を立てることが難しくなることを、事前に理解しておく必要があるでしょう。

複数人や緊急度の高い採用は難しい

クリック課金の場合は、職種や地域によっては他社求人の掲載が多くなるため、複数人のまとまった採用は難しい傾向があります。また、ノウハウを蓄積するまでは効果が読みづらいため、緊急度の高い採用も同様に難しくなります。クリック課金を利用する場合は、ある程度期間の余裕を持っておくことが大切です。

掲載課金とクリック課金のシーン別選定方法

最後に、掲載課金とクリック課金のどちらを選べばよいのか、シーン別に解説します。

大量募集が必要

新規部署の開設や新店舗オープンに向けて大量募集が必要な場合は、掲載課金の求人サイトを軸に募集することをおすすめします。掲載課金は費用をかければ広告の露出を簡単に増やすことができ、多くの求職者に情報を届けることが可能です。必要人数によってはクリック課金の求人サイトも併用することで、より効率のよい採用活動を行えます。

費用対効果を上げたい

採用活動の費用対効果を上げたい場合は、クリック課金の利用がおすすめです。求人の知識が無ければ最初の費用対効果は高くなりますが、ノウハウを蓄積するごとに費用対効果はおのずと高くなります。自社で採用を内製化できれば、コストを抑えつつ、採用力を向上させることも可能です。

予算管理やプラン選定に自信が無い

自社採用の経験やノウハウが今のところ乏しく、予算管理や運用・プラン選定に自信がない場合は、採用管理システム(ATS)の活用も非常におすすめです。弊社が提供する採用管理システム(ATS) アットカンパニーの場合は、作成した求人を複数の求人サイトに簡単に掲載することができます。

掲載されるのは、Indeedのほかに、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイなど、大手求人サイトが中心です。これらの求人サイトへ自動連携できることに加え、応募者対応や選考管理などの機能が備わっています。また、有料オプションを利用することでクリック課金(Indeedの有料掲載)ができ、運用を専任の担当者に任せることもできますので、予算管理やプラン選定に自信が無い場合は、採用管理システム(ATS)アットカンパニーの活用をご検討ください。アットカンパニーのサービス内容については下記ボタンより資料をご覧ください。

まとめ:掲載課金とクリック課金の違いを理解し効果的な求人を

求人広告を利用する前に、掲載課金とクリック課金の違いを把握しておくことで、自社に合った効果的な求人を行うことができます。本記事でご紹介したそれぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握し、採用方針に合った課金方式や求人サイトの選定にお役立てください。

また、求人の経験や知識に不安をお持ちの場合は、記事内でご紹介した採用管理システム(ATS)アットカンパニーの活用をおすすめします。アットカンパニーは企業規模を問わず、幅広い業種・職種で利用できる採用ツールで、複数の求人サイトへの掲載が簡単に行えるため、採用活動を効率化が可能です。困ったときは専任のサポートを頼ることもできるほか、応募者の管理もしやすい設計となっています。今後の採用手法を検討されている場合は、アットカンパニーの活用をぜひご検討ください。アットカンパニーのサービス内容については下記ボタンより資料をご覧ください。

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